第2節号(4月9日-11日)

川畑 瞳 選手 (デンソー)

チームをけん引しながらも、原点回帰で「ソフトボールを楽しむ」。リスタートの 1 年に!


ー昨季はどんなシーズンでしたか。
 昨季はキャプテンをやらせてもらって、チームのことも、代表のことも考えなくてはいけなかったので、一番苦しかった1年でした。チームに関してもですが、個人的には成績も出ず、精神的にもきついシーズンでしたね。今季はキャプテンではないのですが、もう1回シンプルに「ソフトボールを楽しむ」というところに意識を置いて、山田(恵里)さんや洲鎌(夏子)さんら上の方たちと一緒にチームを引っ張っていきたいです。

ー今年のオフは、どんなことを意識して練習してきましたか?
 今季は走攻守、すべての数字にこだわりたく、守備は失策ゼロとバッティングは3割以上という目標を掲げています。課題に向き合いながら自分の中でしっくりくる感覚が増えてきました。それを再現できるメンタルも大事だと思うので、意識してやっていきたいです。

ーJD.LEAGUEではどんなところを見てほしいですか?
 スピード感はもちろんですが、オリンピックにも出場した各国の代表選手も新たに加わると思うので、注目して見てほしいですね。

ーJD.LEAGUEには『Wow!Experience』と題して、感動体験を届けるテーマがあります。川畑選手がソフトボールで驚いたことがあれば教えてください。
 自分が初めて代表に入ったときの世界大会で、アメリカ人の体の強さやパワーがすごいなと驚いたのが一番でした。足の速さとか、めちゃめちゃ速くて。これ自分ムリだわ!みたいな(笑)。リーグ戦でも見られると思いますよ。

ー最後に今季の意気込みをお願いします。
 オリンピックで優勝して、注目度が上がっていると思うので、ソフトボールの魅力を伝えたいですし、たくさんの方々に明るいニュースや感動、勇気を届けたいですね。

川畑 瞳(かわばた・ひとみ) ■1996年5月1日生
■鹿児島県出身
■164cm
■右投左打
■神村学園高出身